22.
Jul.
2011
レースを終えてからはチームとのミーティングやあちこち情報 収集のため数日をルマンで過ごしました。
ルマン24を終えたこの町はすっかりと静けさを取り戻しています。
ルマンの旧市街を散策してきました。
まるで街そのものが歴史ある物語の舞台のようです。
僕はどの国に行っても敢えてこのような旧市街を訪れるようにしています。
なのでこんな時間を持てるのはやはり嬉しい。
何故かヨーロッパにいるとあまり無機質な建造物は視界に入れ たくないという衝動に駆られます。
何故だろう?
答えは明快なようで複雑だ。
皆さんはそう感じたことはありませんか?
こんな光景も素敵ですね。
ヨーロッパではこうした年配のご夫婦が必ずと言ってもいいくらい仲良く手をつないで街を歩いています。
長くいればいるほどに相手を思いやる気持ちが強くなるのはごく自然な事なのですが、何故か日本人はその表現の仕方が少し違いますね。
どちらがいい悪いは問題ではなく、こうした光景にはやはり心が温まります。
格好付けるつもりはないのですが・・・。
ヨーロッパの古い町並みはやっぱりいい絵を作ってくれる。
どこを切り取っても素敵な一枚の絵が出来上がりますね。
今年5回目となったルマン24への挑戦。
5度目の挑戦にして初のチェッカーフラッグを受けることが出来ました。
3度目の正直とは言いますが・・・。
ルマン24は年に一回だけの大イベント。
この5回、いや途中間が開いたので7年越しのチャレンジは長かった。
でも改めて思うこと、継続は力なり。
次はルマンでのもう一つの、そして最後の大きな目標に向かいます!
中野信治