05.
Aug.
2011
2005年にルマン24へ初参戦して以来毎年訪れているロワール地方。
プチホテルに宿泊しながら古城やワイナリーを駆け足で巡るこの小旅行は毎年の恒例行事になっています。
ロワール渓谷は言わずと知れた世界遺産。
このロワール地方の美しく穏やかな風景は、一度見たら絶対に忘れられないものにあると思います。
数百年もの間歴史を見守り続けてきた古城からロワール川を眺める時、人は何を感じるだろう。
ロワール川に沈む夕日の美しさは秀逸です。
この夕日がそんな遠い時代から同じようにそこにあったのだと思うとなんとも言えない気分になる。
かつてこの地に住んでいたフランソワ1世もロナルド・ダ・ヴィンチもこの夕日を眺めていたはず・・・。
猫もいっしょに夕涼み。
今年は時間的に厳しいかと思っていたのですが、何とか1日だけ時間を作って訪れることが出来ました。
ルマンからは1時間弱ほどで訪れることが出来るので小旅行にはぴったり。
数ヶ月間に渡って集中力を高め続け爆発寸前の頭と心をリフレッシュさせるためにも役立ってくれています。
機会があれば是非皆さんにも訪れてほしい場所です。
僕はこのロワール地方にある古城はほぼ全て制覇しました。(笑)
その殆どを多分過去のブログで紹介していたと思う。
川とお城があれば、当然そこにはワイナリーが山のように点在しています。
この国の人にとってワインは水と同じくらい当たり前にあって大切な飲み物。
僕は殆どお酒を飲めないのですが、機会があると幾つかのワイナリーを巡ってテイスティングだけを楽しんでします。
そしてもう一つの楽しみはそのワインを造っている小さなワイナリーでビニュロンの方とお話をすることです。
その殆どは自らが心からワインを愛し、小さな畑を持ち、またそれは小さなワイン醸造所でワイン造りにその生涯をささげていらっしゃる 方々。
話を聞いていると、どうしても買ってあげたくなってしまう・・・。
いつものことですが、ワイナリーを巡ると飲めもしないのにどんどんワインが増えていくわけで。(苦笑)
今回はあのレオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごしたクロ・リュセ城にも行ってきました。
アンボワーズ城にはもう何度も訪れていますがここはは初めて。
この場所結構好きかも。
ここも是非訪れてみてください、天才の空気にほんの少し触れてみることが出来るかも。
今回一泊したプチホテル。
本当にミニマムだけど、部屋にも建物にも随所にこだわりがあってGOOD。
フランスの田舎のプチホテルは安いけどとても快適でいいですよ。
外見とは全く異なる無機質な空間が美しかったりもする。
花の色合いが抜群に好み。
そこら中に花はありますが、この季節は特に花が綺麗なのかな。
5月末から6月の半ばにかけてのフランスは本当に美しい。
エネルギーも満ち溢れていて、日本で言えば4月から5月に至るエネルギーに似ているかも。
ロワール川の上を優雅に漂う気球。
いい光景だ。
撮影中です。
突然だけど僕が小学生の時写真部だったって知ってた?〈笑)
中野信治